国内唯一のスパ&ウエルネスの専門展示会「スパ&ウエルネス ジャパン」(UBMジャパン主催、環境省、観光庁、スポーツ庁など後援)が9月10~12日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。今回も全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が協賛に加わる。美容の総合展示会「ダイエット&ビューティーフェア」、美と健康長寿製品などを展示する「アンチエイジング ジャパン」との共同開催となる。
展示ゾーンでは、温浴設備・機器や温泉・ツーリズム、コスメ・美容機器など、健康長寿社会に向け市場拡大が期待される美と健康の商品やサービスが多数出展される。
同展示会のもう一つの見どころが、多彩なイベントとトレンド情報満載の各種セミナーだ。
10日には「ビューティー&ウエルネスサミット」を開催。テーマは「日本の健康長寿ビジネスをブランディングする」。経済産業省のヘルスケア産業課長らによる基調講演などを開催する。
11日の「スパ・シンポジウム」は「未来のスパ&温泉を考える」がテーマ。観光庁と環境省の担当官による基調講演に加え、パネルディスカッションを予定する。パネルディスカッションには、ミス・パリ・グループ代表の下村朱美氏と、琉球大学教授の荒川雅志氏の登壇が予定されている。
同じく11日開催の「スパ・プロフェッショナル100人会議」は「ライフステージにおけるスパの役割とは」がテーマになる。ザ・デイ・スパ社長の河﨑多恵氏、べにや無何有女将の中道幸子氏らがパネルディスカッションを展開する。
全旅連シルバースター部会長の中村実彦氏は、11日の専門セミナーに登壇する。近年、訪日外国人客や高齢者の旅が増加する中で、「高齢者、訪日客が増える新市場にどう順応するか」をテーマに講演する。
また、日本のベストスパを決定する「クリスタル アワード2018」の発表、授賞式は11日に開催される。
事務局によると3展の出展規模は約400社。ホテル・旅館、温浴施設関係者ら2万7千人の来場を見込んでいる。
詳しくは、事務局(UBMジャパン内)TEL03(5296)1013。
展示会会場の様子
セミナーの様子