
長崎県佐世保市で5月9日から早岐(はいき)茶市が開催される。
歴史あるこの茶市の起こりは、450年あまり昔の安土桃山時代。交通の要衝であったこの地では、漁師や農民たちが山海の幸を持ち寄って物々交換したことから次第に「市」として発展した。
最盛期の江戸末期から明治の中頃にかけては、600隻もの船が集結。交易が盛んに行われ、九州の茶の相場は早岐で決まるといわれるほどだった。
期間は、初市9日~11日、中市23日~25日、後市30日~6月1日。今年は梅市の開催はないものの、地元の海産物やグルメなど100店以上が軒を連ね、にぎわいをみせる。
JR早岐駅から徒歩5分とアクセスも良い。
詳細は、早岐商工振興会TEL0956(60)9428。