北海道で多様な宿泊施設を展開する鶴雅リゾート(北海道釧路市)は今月1日、「あかん湖 鶴雅ウイングス」を、隣接する「あかん遊久の里 鶴雅」に統合し、一体した宿泊施設として営業を開始した。敷地内5棟の館名をすべて変更したほか、新しいサービス体制も整備。統合記念として五つの特典が付いた特別プランも販売している。
同館は、釧路市阿寒湖の湖岸にある宿泊施設。館内の至る箇所にアイヌの伝統的な文様をあしらい、アイヌ文化を体感できるリゾート空間を提供している。
今回の統合に伴い、5棟ある館名を変更。「こもれび」を「本館 こもれび」に、「レラの館」を「本館 レラ」に、「栞の館」を「本館 栞」に、「別館」を「別館 雅 ―MIYABI―」に、統合された旧「あかん湖 鶴雅ウイングス」を「ウイングス館」に変更した。チェックイン手続きはすべて本館に集約するほか、レストラン会場も「天河」「HAPO」の2会場制に移行。食事会場はチェックイン時に案内する方式とした。
このほか統合記念としてさまざまな特典を用意。ウイングス館で利用できる特典として、フィットネススタジオ「MOBI FIT STAND produced by JOYFIT」の利用券、「岩盤スパ スマ」の利用券、バー「アペソ」でのドリンク1杯サービスの三つに加え、自宅で使用できる入浴剤(大人1人につき1個)や、ガソリンチケット最大3千円分引換券(1室につき1枚)といった特典を用意する。
「あかん遊久の里 鶴雅」の外観