
茶摘みの集いに参加する行職員ら(5月20日、亀山茶畑、滋賀銀提供)
滋賀銀行と長浜信用金庫は、滋賀県長浜市の己高山麓(こだかみさんろく)で栽培する「こだかみ茶」の復活を支援している。毎年の収穫イベントへの参加や行職員による茶葉購入などで、特産化を後押しする。
己高山麓は日本茶発祥の地の一つ。こだかみ茶は同地の「亀山茶畑」で特に昭和期に多く栽培されたが、平成に入ると衰退。市の第三セクター「ふるさと夢公社きのもと」が2016年から、荒廃した茶畑の再生と茶の特産化に動き出した。
滋賀銀は、茶畑再生を当初から支援。営業統轄部地域振興室が運営会議を開き、市職員や支援者とブランド戦略などを話し合った。【記事提供:ニッキン】
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