地域ブランディング研究所はこのほど、全国の着地型滞在プランを提供している事業者・団体を表彰する「Attractive JAPAN Award(アトラクティブ・ジャパン・アワード)」について、熊本武士道ツーリズム協議会(熊本市)を「アトラクティブ・ジャパン大賞」に選んだと発表した。
アトラクティブ・ジャパンは、全国のプレミアムな文化・自然体験などを600件以上取り扱う、体験プラン予約プラットフォーム。2020年からアワードを発表しており、今年で5回目となる。(1)体験プランのブッキング数(2)地域らしさを体現しているか(3)持続性(4)地域貢献度―などの観点から大賞、地域アイデンティティ賞、サステナブル賞を選んだ。
大賞の同協議会は21年から、剣豪・宮本武蔵が兵法「二天一流」や「五輪書」を完成させた熊本で、「二天一流」をテーマにした武士道ツーリズムを展開。訪日外国人を含む観光客に「武蔵の精神を会得する滞在」を提供している。
代表プランは「日本最強の剣豪・宮本武蔵の悟りと美学にディープに迫る熊本2日間の旅」。剣術「居合道」の体験や武蔵の芸術品鑑賞、オリジナルアクセサリー作り、霊巖洞での瞑想体験などを盛り込んでいる。
同研究所は「熊本の武道と文化の魅力を最大限に引き出すツーリズムを確立することで、熊本を『宮本武蔵の聖地』と認知させ、国内外の観光誘客に成功したこと、地域経済の発展にも貢献している点に高い評価が集まり、大賞に選んだ」と話している。
地域アイデンティティ賞は御諏訪太鼓興業有限会社(長野県岡谷市)、サステナブル賞は村上水軍商会(広島県東部地域)がそれぞれ受賞した。
日本の武道は外国人観光客をひきつける