エコラボ(東京都新宿区)は21日、ホスピタリティ業界で働く若手社員を対象とした奨学金制度「エコラボ・コーネル奨学金プログラム」の授賞式を、東京都江東区にあるアパホテル東京潮見駅前で開催した。
この奨学金プログラムは今回が24回目。受賞者には、米国コーネル大学のホテル経営学部社会人教育部門のサマーコースの受講費用が授与されるほか、滞在中の宿泊費と手当、往復の航空券に加え、ミネソタ州にあるエコラボ本社に招待される。受講期間は2週間で、対象は、ホスピタリティ業界で5年以上の経験を有する人。勤務先の推薦が必要で、英語力は必須。
今回14社、21人の応募があった。選考方法は、1次審査で三つのテーマの中から一つを選んで提出する小論文の選考から2次審査の個人面接を経て、アパホテル・グローバル戦略本部グローバルオペレーションマネージャーの山下陽子氏の受賞が決まった。山下氏が選んだ論文テーマは、「日本のホスピタリティ業界が今日直面している一番の問題は何か、その解決策は」だった。
授賞式にはエコラボ日本法人社長の渡邉健太郎氏、アパホテル社長の元谷芙美子氏、アパグループ社長の元谷一志氏らも登壇した。
奨学金プログラム授賞式参加者