交通経済研究所は14日、東京都内のホテルで「運輸と経済フォーラム」を開催した。今回のテーマは「観光を地域社会に活かすために―オーバーツーリズムの現状と今後―」。関係分野の専門家による講演、パネルディスカッションを通じ、観光地での対策、今後の方針などが示された。
冒頭、同研究所の高橋眞理事長が「円安が追い風となり、海外から多くのお客さまがお見えになり、今年は過去最高になる見通し。消費額ベースでも貢献いただくだろうが、陰の部分であるオーバーツーリズムについて、今後どのように取り組むべきか議論していきたい」とあいさつした。【記事提供:交通新聞】
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