全国の地域スポーツの関係者が集う「全国スポーツクラブ会議2019」(主催=全国スポーツクラブ会議実行委員会、共催=一般社団法人全国スポーツクラブコミッションなど)が8、9日、東京の大田区民ホールで開かれ、スポーツ庁の鈴木大地長官が講演した。鈴木長官は「スポーツツーリズム」の推進とスポーツ目的のインバウンドを現在の倍にする目標を改めて示すとともに、「スポーツが地域活性化の力になる」「全国に誇れるまちづくりをスポーツで」と強調した。
スポーツツーリズムについて鈴木長官は、「アウトドアツーリズム」と「武道ツーリズム」が新たなテーマと説明。
数値目標として、スポーツ目的のインバウンドを年間138万人から250万人へとおよそ倍増、スポーツツーリズムの関連消費額を2204億円から3800億円にする目標を述べた。
また地域におけるスポーツツーリズムの担い手「地域スポーツコミッション」を現在の99団体から170団体にする目標も示し、全国の自治体や観光、スポーツ関係者に向けて、その組織化を呼び掛けた。
鈴木長官