大阪市経済局の中小企業、ベンチャー企業に対する支援拠点、大阪産業創造館(大阪市中央区)は5月21日、同館内マーケットプラザで、ヘルスケアビジネスセミナー「注目のヘルスツーリズムビジネスに参入しよう」を開催する。
地域資源を健康に活用、地域活性化を図る旅として全国で急速に進展しているヘルスツーリズムは、ヘルスケア事業の新しい切り口としても注目を集めている。セミナーでは、ヘルスツーリズム市場の現状や展望、先進事例を紹介し、新規参入や既存企業とのマッチングなどで新たなビジネスの可能性を探る。
セミナーでは、JTBヘルスツーリズム研究所の高橋伸佳副所長による「ヘルスツーリズムの現状と展望」と題した基調講演のほか、「新たな切り口でヘルスケアビジネス創出の可能性を探る」と題したパネルディスカッションなどがある。
パネルディスカッションは、高橋副所長をはじめ、ベネフィット・ワンの白石徳生社長、和歌山県広報室の日根かがり課長補佐がパネラー。ベンチャーラボの卯津羅泰生氏は事例紹介を行う。
事例紹介ブースとして、JTB、和歌山県地域振興課、NPO日本ヘルスツーリズム振興機構などが参加する。
セミナーの対象者はヘルスケア、医療、旅行、旅館・ホテル、レジャー、イベント企画に関連する企業など。定員は100人。料金は1千円。
問い合わせは、大阪産業創造館イベント・セミナー事務局(TEL06・6264・9911)またはホームページ(http://www.sansokan.jp)。