兵庫県は6日、ユニバーサルツーリズム(UT)の推進に積極的に取り組み、県の独自基準を満たした宿泊施設「ひょうごユニバーサルなお宿」の第2弾登録施設10軒を発表した。第1弾登録施設とともにUT対応状況を県の観光情報サイトで発信するなどして取り組みを後押しし、登録施設の拡充と同県のUT推進を図る。
同県は昨年4月に全国初のユニバーサルツーリズム推進条例を施行。同条例に基づき、UTに積極的に取り組もうという宿泊施設の募集を開始。
UTに関する従業員向けの接遇研修を行うほか、自施設の取り組み状況について情報発信を行う68施設を、「『ひょうごユニバーサルなお宿』宣言施設」として県の公式観光サイト「HYOGO!ナビ」内のUT特設ページ(https://www.hyogo-tourism.jp/universal/)で紹介。各宿のソフト、ハード両面での受け入れ態勢などのユニバーサル情報を参照できるようにしてきた。さらにソフト・ハード両面での対策整備費の支援も行ってきた。
今回ひょうごユニバーサルなお宿として登録を受けた宿泊施設は、前述の宣言施設のうち、県が定める73項目のチェックリストのうち、35項目をクリアした施設。昨年12月に第1弾として34軒を登録している。
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