経済産業省がこのほど公表した2021年10月の第3次産業活動指数は、宿泊業が前月比41.2%増の74.4。このうち旅館が48.4%増の51.8。ホテルが37.3%増の82.1だった。第3次産業全体は1.5%増の97.4。調査では現状判断について「総じてみれば第3次産業は一部に弱さが見られるものの、持ち直しの兆し」と、前月の「足踏みの中に弱さが見られる」から上方修正した。
ほかの業種を見ると、旅行業が25.4%増の30.6。このうち国内旅行が34.1%増の43.3。海外旅行が3.1%減の3.1。外人旅行が69.6%減の10.2。
遊園地・テーマパークは34.5%増の48.0。航空旅客運送業は35.7%増の36.9。道路旅客運送業は10.1%増の77.5。
これらを合わせた観光関連産業全体は15.9%増の74.4。