訪日動向の講演も
日本旅館協会関西支部連合会(会長=中田力也・ホテルシーモア社長、308会員)は1月30日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市)で2024年度第3回理事会・講演会・新年互例会を開いた。事業報告等を行ったほか、講演会でインバウンド市場の動向について学んだ。
理事会と新年互例会の冒頭、あいさつした中田会長は、クレジットカード手数料の業界別格差や民泊問題、南海トラフ地震臨時情報をはじめとする災害時の危機管理問題に言及。関係団体で連携しながら議論を行い、関係省庁や自治体への働きかけなどを行っていることを説明。開幕まで2カ月あまりとなった大阪・関西万博にも触れ、会場の事前視察などによる情報開示の必要性を述べた上で、「ぜひ皆さんも『こんにちは万博』といった感じで万全の態勢でお客さまをお迎えし、大成功だったと結べるようにしていこう。万博をいい数字で乗り越えて、われわれの地位も上げていこう」と語った。
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