京都市、JRグループ、京都市観光協会が共同で開催する京都デスティネーションキャンペーン(DC)「京の冬の旅」(開催期間=1月1日~3月24日)のオープニングイベントが10日、本法寺(京都市上京区)で行われた。
京都市の門川大作市長があいさつに立ち、「京都に伝わる精神文化、暮らしの文化、生き方、哲学が評価されている。暮らしの中の文化を大切にするとともに、おもてなしの心を大切にしていきたい」と述べた。
JR西日本の室博執行役員営業本部長は「3月にJR嵯峨野線の梅小路京都西駅が開業。5月には『ヴィアイン京都駅八条口』『ホテルヴィスキオ京都』とグループの二つのホテルがオープンする。京都観光の一助になれば」と述べた。
「京の冬の旅」は今年で53回目となる。テーマは9月に日本で初開催となる「ICOM KYOTO 2019」(国際博物館会議京都大会)に合わせて「京都にみる日本の絵画~近世から現代~」。
15寺院で通常非公開の文化財を特別公開する。生誕480年を迎える長谷川等伯や生誕460年を迎える狩野山楽を中心に、多彩な絵画を鑑賞できる。
オープニングイベント