阪急交通社はこのほど、能登半島地震の被災地を応援するため、「今、行ける能登」復興応援ツアーを発売した。「首都圏などの市場において、新しい商品を企画販売することで、復興を後押ししたい」と話している。
7月中旬、金沢市と能登半島を結ぶ「のと里山海道」と能越自動車道の対面通行が復旧し、アクセスが改善したことから販売に踏み切った。
ツアーは羽田空港から往路でのと里山空港、復路で小松空港を利用する1泊2日の航空機の旅と、東京駅から北陸新幹線を往復利用する2泊3日の列車の旅の2コース。いずれも奥能登最先端の「聖域の岬」と呼ばれる珠洲岬を巡り、妙成寺の特別拝観も楽しめる。
商品の一つ、東京発の「奥能登 絶景巡り3日間」(出発日9月4日~11月18日、計22本設定)は、1泊目は片山津温泉の佳水郷、2泊目はルートイングランティア氷見和蔵の宿に泊まる。代金は6万9900円(大人1人2~4人1室利用)。
代金の一部は義援金として石川県に寄付する。