倉敷小町の戸澤加恵(29)さん=写真=や倉敷観光コンベンションビューローの岡浩二事務局長ら5人が15日、観光経済新聞社を表敬訪問し、倉敷市の観光をPRした。
倉敷には年間約650万人の観光客が訪れており、うち美観地区には300万人以上が足を運ぶという。ただ「美観地区だけを見て帰る客が多く宿泊型観光地への脱皮が課題」と岡事務局長は言う。
そのため、同地区の倉敷川沿いエリアをメーンに夜間景観照明を実施、観光客を夜遅くまで引き留め、宿泊に結びつけるなど工夫している。
最近では3〜11月に運航している観光川舟「くらしき川舟流し」が人気という。現在は1隻での運航だが、来年に1隻増やし、観光客の利便性を図る計画だ。
戸澤さんは「倉敷と言えば美観地区が有名ですが、ちょっと足を延ばせば瀬戸内海を一望できる鷲羽山や国産ジーンズ発祥の地児島など、見どころはいっぱい。ぜひ市内に泊まってゆっくりと見て回ってほしい」と笑顔でアピールした。