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工藤理事長
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(工藤哲夫理事長=ホテルかずさや)は4日、浅草ビューホテル(東京都台東区)で新年懇親会を開いた。工藤理事長は、インバウンドが順調に推移する一方、原材料の高騰、人手不足などの問題があることに触れ、「時代の変化に対応し、生き残りを」と集まった組合員らに呼び掛けた。
工藤理事長は「コロナの3年間、大変苦しい思いをしたが、2023年以降、インバウンドの来訪とともに(業績が)急激に回復し、今日に至っている」と東京都内の宿泊業の現状を述べるとともに、「原材料、光熱費の高騰、人手不足による人件費の高騰等、インフレの波がじわじわと押し寄せている。事業をしている立場としては、いかに価格転嫁をするか。消費者に納得してもらえるサービスを提供しながら、価格転嫁をする必要がある」とした。
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