大手旅行業の北海道内協定旅館ホテル連盟組織12団体と北海道観光振興機構は15日から、道内に宿泊する旅行商品を購入した人を対象に、抽選で1万円分を“キャッシュバック”する「もうひと旅! 北海道キャンペーン」を始めた。来年1月15日まで。原油高騰などの影響で宿泊客の入り込みが苦戦する中、道内の観光・宿泊団体が共闘して誘客促進を図る。
旅行業12社の北海道内宿泊商品を店頭またはインターネットで購入し、宿泊した人が対象。宿泊施設でもらった応募はがきに必要事項を記入して事務局に送ると、抽選で810人に道内465施設の宿泊で使える1万円分のクーポンが贈られる。
北海道内の宿泊施設への入り込みは、原油高騰の影響でマイカー客が減少するなどして、道東、道南を中心に厳しい状況が続いている。12団体と北海道観光振興機構は、道内での観光のオフ期の秋と、冬の誘客促進に向けて、キャンペーンでテコ入れを図る。
実施主体の12団体は、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、JRグループ、トップツアー、名鉄観光サービス、農協観光、東武トラベル、阪急交通社、JALツアーズ、ANAセールス、クラブツーリズムの各協定旅館ホテル連盟・パートナーズ会組織の北海道支部連合会・支部組織。