多田会長 要望活動の協力呼びかけ
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は10月25日、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで第99回全国大会を開いた。「新型コロナや災害に負けない持続可能な宿を目指そう」など10項目の決議を採択。多田計介会長(石川県・ゆけむりの宿美湾荘)は国会議員らに行っている「宿泊業に対する支援強化の緊急要望」に触れ、「みんなの力があれば山は動かせる」と、要望活動への組合員全員の協力を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの感染拡大で昨年に続き参加者を役員らに限定。会場の様子は動画投稿サイトでライブ配信した。会場には正副会長、都道府県旅館ホテル組合理事長ら約100人が参集した。
多田会長は、「宿泊事業者に対する経営および金融支援の強化」など3項目からなる要望を国会議員らに行っている現状を説明。「これまでも民泊問題、人手不足と、さまざまな困難があったが、皆さんの協力で山を動かしてきた。今回も全国の皆さんにこの場を借りてお願いしたい」と、要望活動への全組合員の協力を呼び掛けた。
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