長野県白馬村の宿泊事業者らが中心となり「持続可能な宿泊業」について話し合う「白馬村宿泊シンポジウム」(主催=白馬村宿泊イノベーションチーム)が11月25日、同村で開催された。宿泊事業者が「持続可能な宿泊業の提案」を行うとともに、同村と同様に山岳リゾートが盛んな北海道ニセコ町から片山健也町長が「SDGsと観光・まちづくり」をテーマに講演した。
白馬村の宿泊事業者は、施設の断熱改修で館内の暖房を減らし、二酸化炭素の排出削減に貢献するなど、持続可能な宿泊業の実現に向けたそれぞれの取り組みを説明。ニセコ町の片山町長は、観光協会としては日本初とされる株式会社化で事業運営にスピード感がもたらされ、町の成長が図られたとする同町の取り組みを説明した。