観光施設に特化した人材サービス事業を手掛けるダイブ(本社・東京都新宿区)はこのほど、旅館・ホテルでリゾートバイトを行ったことがある50歳以上のシニアを対象にアンケート調査を行った。リゾートバイトを始めた理由、目的は「新しい環境で経験やチャレンジをしたかった」「収入を得るため」が多く、「リゾート地でのセカンドライフの充実」「観光業に携わる仕事でのキャリアアップ」を将来の夢や目標として掲げる人もいた。
リゾートバイトは「日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店、テーマパーク、レジャー施設、スキー場等に短期間移住し、従業員寮で生活しながら勤務する働き方」(同社)。同社では、「労働の対価として収入を得るだけではなく、新しい仲間との出会いや多様な価値観に触れる経験など、海外でのワーキングホリデーに近い“旅行以上、移住未満”の体験価値を国内でも得られる手段」として、主に25歳から44歳までの社会人を中心に支持されているという。
調査は昨年9月1日から今年8月31日までの期間に、ダイブを通して旅館・ホテルで働いた50~65歳を対象に実施。同社を通した50歳以上のシニア人材の就業者数が2年間で約4倍に増えていることを踏まえて行った。調査期間は9月4~14日で、有効回答数は237件。
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