楽天グループは1月20日、旅行体験予約サービス「楽天トラベル 観光体験(旧サービス名「Voyagin〈ボヤジン〉」)でジビエ料理のオンライン教室を開いた。京都府北部・丹後半島に位置する上世屋(かみせや)集落で高品質な野生鳥獣肉(ジビエ)を生産する上世屋獣肉店と共催した。
5年連続ミシュラン1つ星を獲得している東京・表参道のフレンチレストラン「ラチュレ」オーナーシェフで、ジビエ料理の名手として知られる室田拓人シェフ=写真右=が、同レストランの厨房からオンラインでジビエハンバーグの調理を中継で指南した。
参加者は全国で9人に限定。参加者の自宅には、事前に「上世屋獣肉店の鹿・イノシシのひき肉」「天日干し米」「青大豆とタカキビ(雑穀)で仕込んだ味噌(みそ)」など上世屋産の食材キットを送付した。参加者は、室田シェフの手ほどきに沿って同時進行で、インタラクティブ(双方向)の料理教室を楽しんだ。
上世屋は11世帯23人が住む山間の小さな村で、人口の3分の2を若い移住者が占め、農業や狩猟のほか、和紙や織物作り、ビールの醸造など地域の自然を生かした新たな生業を生み出している。外国人居住者も2人いる。
今回の体験イベントは、海の京都DMO(京都府北部地域連携都市圏振興社)の「企業提案型持続可能な地域づくり事業」の一環として実施。京都海のDMOは、観光を入り口とした交流・中長期滞在や移住・定住などの地域課題を起業家と共に解決する取り組みとして同事業を行った。
表参道「ラチュレ」の室田オーナーシェフ