層雲峡観光協会(北海道上川町)はこのほど、1月30日から3月14日まで開催した「層雲峡温泉氷瀑まつり」=写真=の来場者数は1万2981人だったと発表した。新型コロナウイルスの影響が心配されたが、当初見込みを大幅に上回った。
同まつりは層雲峡の冬の風物詩として人気が高く、例年10万人ほどが来場する。昨年はコロナの影響で開催途中に中止を余儀なくされただけに、関係者の今年に懸ける意気込みは強かった。
2千人ほどの来場者を見込んでいたが、「1、2月の宿泊客が少ない中で、1万人を超える人が集まったのは関係者のがんばりに尽きる」と同協会。
7色にライトアップされた大小約30基の氷像が幻想的な世界を演出。感染拡大を防ぐため、検温や消毒を行い、売店やチューブ滑り台の設置をやめるなど規模を縮小して開催した。