鳥取県(蟹(かに)取県)は12月16日、「とっとり松葉がに」など食の魅力を伝えるイベント「豊漁感謝祭~蟹取県のカニ食べてみんな蟹バレ!~」を開いた。吉本興業所属の芸人、ガンバレルーヤが蟹取県PR大使「蟹バレルーヤ」として登壇し、カニのクッキング動画や通販の新企画を発表するなど、県のカニの魅力をPRした。
イベントでは冒頭、鳥取県東京本部の谷長正彦本部長が「冷めてもおいしい『星空米』、品評会で肉質日本一となった『鳥取和牛』など、県内には多くの特産品がある。冬はなんといってもカニ。水揚げ量は北海道の2倍で日本一、消費量は東京23区内の10倍でこちらも日本一。今年は来県だけでなく、自宅にカニを取り寄せて楽しんでもらいたい」とあいさつ。また、コロナ禍の中で頑張る人たちに向けては「蟹取県のカニを静カニ食べて、コロナに負けないようにカニバレ」とエールを送った。
蟹取県PR大使として登壇した蟹バレルーヤの2人は、2月28日まで実施している「蟹取県ウェルカニキャンペーン」の新たなプレゼント企画を発表。2人が参加するカニ料理動画をツイッターでツイートすると抽選で22人にカニがプレゼントされる「蟹取県クッキングチャレンジ」や、鳥取県のカニなどを通販で購入すると抽選で22人にカニがプレゼントされる「ウェブカニキャンペーン」を紹介した。
蟹バレルーヤのまひるさん(鳥取県大山町出身)は、「世界一おいしい鳥取のカニで、皆さんの心をカニばさみしたい」とPR。蟹バレルーヤのよしこさんは、「動画では22種類のカニ料理を紹介している。家で動画を見て楽しく過ごしてほしい」と述べた。
動画で登場した鳥取県の平井伸治知事は「味は日本一で、県民は年間2キロのカニを食べている。お得なキャンペーンに参加し、ぜひおいしいカニを味わってほしい。今はコロナで大変だが、日本カニバレ、ウェルカニ―」と話した。
ウェルカニキャンペーンでは、期間中に対象の宿泊施設に泊まると鳥取の旬のカニを抽選で毎月100人にプレゼントする「泊まってチャレンジ」も実施している。
平井知事のパネルを挟んでカニの魅力をPRする蟹バレルーヤ