三条信用金庫(新潟県、西潟精一理事長)と諏訪信用金庫(長野県、田中輝明理事長)は4月27日、「包括的業務連携・協力に関する協定」を締結した。燕三条の「金属加工」、諏訪の「精密機械」といった、ものづくりの産業構造を営業基盤に有する両信金が、それぞれの知見やノウハウを共有して取引先の販路拡大や競争力強化につなげる。
両信金は以前から、渉外担当者の支援に関する情報交換や、視察に訪れるなど交流があった。カーボンニュートラルなど産業構造の変革期を迎えるなか、より結びつきを強めて取引先支援に向けた相乗効果を発揮する狙いで、諏訪信金から連携を呼びかけた。【記事提供:ニッキン】
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