政府は8月30日、観光施策の推進に関して、閣僚、省庁で構成する会議体を再編した。全閣僚で構成する「観光戦略実行推進会議」と、省庁の局長級を中心に構成する「観光戦略実行推進会議ワーキンググループ」を設置した。
これまで関係省庁で開催してきた「観光戦略実行推進タスクフォース」を廃止し、新しい会議体に引き継いだ。政府の中長期的な観光振興構想「明日の日本を支える観光ビジョン」に掲げた施策の推進などに関係省庁を挙げて取り組む。
観光戦略実行推進会議は、議長が内閣官房長官、副議長が地方創生担当相と国土交通相。観光戦略実行推進会議ワーキンググループは、議長が内閣官房副長官補(内政担当)、副議長が観光庁長官。両会議体の庶務は、国土交通省の協力を得て内閣官房が担当する。