交通協力会発行 交通新聞社販売
2022年10月14日に150周年の節目を迎えた日本の鉄道。国鉄、JRだけでなく、民営鉄道、公営鉄道も網羅した初の総合鉄道史として、「鉄道百五十年史」が来年2月に刊行される。交通協力会発行、交通新聞社販売。
交通協力会では、国土交通省、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR各社、鉄道総研、日本民営鉄道協会、日本交通協会、日本鉄道技術協会など幅広い関係者の協力を得て、百五十年史の編さん事業に取り組んできた。
17年4月に編集委員会を発足。原朗東京大学名誉教授を編集委員長として、各巻ごとに経営史担当と技術史担当の編集委員各1人を配置。国有鉄道、民営鉄道、公営鉄道を包含し、経営史と技術史の両分野に目配りしながら、グローバルな視点に立った日本の総合鉄道史とする。
本編5巻と資料編1巻の計6巻で構成。第一巻「創業から国有鉄道の誕生まで」、第二巻「『帝国の鉄道』の形成・発展・崩壊」、第三巻「復興期から高度経済成長期の鉄道」、第四巻「交通市場の変容と国鉄の経営危機」、第五巻「JRと民鉄の時代」、資料編(統計・図表、レファレンス、年表、総索引)となる。
判型は縦297㍉×横210㍉、かがり上製綴じ。各巻約800㌻、資 料編は約400㌻。箱入り、価格10万円(送料込み)。申し込みはメール(hanbai@kotsu.co.jp)
で。受け付け締め切りは今月29日。
【記事提供:交通新聞】