
サミット開催は広島へどのようなインパクトを与えるのか。広島サミット県民会議の副会長を務める池田晃治氏(69歳、ひろぎんホールディングス会長)に今後の広島経済や金融界の役割などを聞いた。
サミットを開催できた意義は。
「開催地となったことで、世界レベルの会議ができる場所だと認知された。ホテルやメディアセンターなどのハード面と、それを運営できるノウハウが蓄積され、今後のMICE(ビジネスイベント)誘致へ期待がかかる。世界中に広島が発信されたパブリシティー効果も大きい。原爆投下から見事に復興した広島には、原爆ドームや宮島という世界遺産がある。豊かな食文化や瀬戸内の風光明媚な景色とあわせて、注目が集まることを産業界は期待する」【記事提供:ニッキン】
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