大阪観光大学(大阪府熊取町、山田良治学長)は26日、QUINTBRIDGE(大阪市)で「『関空』を軸とする地域振興・観光振興研究懇談会」公開セミナーを開催する。同大学が受託する観光庁人材育成事業の報告も行う。開催に先立ち現在参加者を募集している。
同大学が2023年から開催している懇談会の第3回で、テーマは「『KANSAI―AIRPORT』30周年の関西空港の最新動向とこれからの観光ビジネスを考える」。クローズドで行ってきた過去の懇談会とは異なり、「『関空』を軸とする地域振興・観光振興」について広く発信するべく、公開セミナー形式で開催。前回までの議論も踏まえ、「地域と空港の成長に向けた取り組み」「観光による地域活性化の課題と可能性」などについて、講演とパネルディスカッションを実施する。
記念講演では、北林弘幹・関西エアポート地域連携部長が「地域と空港の成長に向けた取組み」、石川浩司・関西エアポートオペレーションサービス社長が「観光による地域活性化の課題と可能性」をそれぞれテーマに話す。
パネルディスカッションでは、小槻文洋・同大教授をコーディネーターに、北林氏のほか、立溝純也・近畿運輸局観光部観光地域振興課課長、青木理恵・WAmazing地域連携部部長、中村真典・同大学教授がパネリストとして登壇、意見交換を行う。
このほか小野田金司・同大学教授が、同大受託の「2023年度観光庁観光地経営人材育成事業」の成果発表を行う。
参加申し込みはオンラインフォーム(https://docs.google.com/forms/d/1yc5SOjtdRo_rUsTfR_XGjS-RMSIFqQbeSp20iO0gsGI/edit)で受け付ける。
問い合わせは、同研究懇談会事務局TEL072・453・8222。