関西国際空港の対岸、JR・南海電鉄りんくうタウン駅(大阪府泉佐野市)近くの浜辺で3月15日、市民ボランティアによる桜の植栽が行われた=写真。「地域の新名所として、皆が楽しめる場所にしたい」とボランティア団体「K・Kプラン桜の街創り世話人会」の村上亮一郎会長は話している。
一帯は昨年12月25日、「関空アイスアリーナ」が開園し、活況を呈している。今回、整備が進む公有地の浜辺に官民の連携で桜の名所づくりに取り組むことにした。植栽したのは桜の品種の中で、ソメイヨシノの後に開花するという。
「舞姫」100本以上。ボランティア団体のメンバーらは市の職員立ち会いのもと、近隣の造園業者の協力も得て、作業を行った。
事業は全国で桜の名所づくりを進める公益財団法人日本花の会も支援。作業を行ったボランティア団体のメンバーは「関空の名所となる日が待ち遠しい」と話している。