日本生産性本部サービス産業生産性協議会は11月1日、革新的な優れたサービスを表彰する第4回「日本サービス大賞」の応募受け付けを開始する。サービスの高度化と産業の発展を先導する、きらりと光る新しい価値を提供しているサービスや、これまでになかった新しいやり方を実現しているサービスが対象。これまで観光関係サービスの受賞も多々ある。
応募は、日本国内に拠点を置く事業者であれば業種や事業の営利、非営利を問わない。応募できるサービス事業は、応募時点で実際に提供しているものに限る。同一事業者から複数のサービスについても応募が可能。
革新的な優れたサービスであることの審査基準は、(1)顧客から見たサービスの良さ(明快性、革新性、優越性)(2)「サービスを作り届ける仕組み」の良さ(明快性、革新性、優越性)(3)成果(顧客価値、事業の継続性・発展性)(4)サービスイノベーションを通じた社会の発展への寄与(モデルとしての期待)。
賞は、内閣総理大臣賞のほか、経済産業大臣賞、総務大臣賞、厚生労働大臣賞、国土交通大臣賞、地方創生大臣賞など。
2019年の第3回では、観光関係から、地方創生大臣賞にスタービレッジ阿智誘客促進協議会(長野県)の「日本一の星空 長野県阿智村『天空の楽園 ナイトツアー』」とイーグルバス(埼玉県)の「ICTと地域観光興しによる持続可能な交通まちづくり」が、国土交通大臣賞に星野リゾート(長野県)の「地域の魅力を掘りおこし新たな旅を創造する『ホスピタリティ・イノベーター』」が選ばれている。
応募締切日は12月20日。来秋に発表、表彰を予定している。
応募に関する詳細は、サービス産業生産性協議会「日本サービス大賞」事務局TEL03(3511)4010。