岐阜県高山市にこのほど、地域活性化の拠点施設「飛騨高山にぎわい交流館 大政(だいまさ)」がオープンした。観光スポット、古い町並みや高山陣屋などにも近く、観光客や市民の憩いの場としての利用を見込んでいる。
大正時代末期に建てられた町家、旧大政染物店を改修、整備した。2階建てで、敷地面積約230平方メートル、延べ床面積約200平方メートルの規模。利用料は原則無料となっている。
案内所を兼ねた休憩所はベビーカーや車いすごと入れ、キッズスペースや授乳室、多目的トイレも備えている。蔵を改装したスペースにはモニターもあり、会議やパーティーにも使える。「中心市街地の活性化に向けた取り組みに広く活用され、まちの魅力がさらに高まることを目指す」としている。
関係者によるテープカット(左端が飛騨・高山観光コンベンション協会の堀泰則会長)