大学生目線の新幹線を利用した鹿児島の旅を提案する「鹿児島カレッジ」を採用した旅行商品が、JTB、近畿日本ツーリスト個人旅行、日本旅行から発売された。鹿児島カレッジは、鹿児島県の行政や観光関係者でつくる「観光かごしま大キャンペーン推進協議会」とJR西日本の共同事業。
近畿日本ツーリスト個人旅行と日本旅行は13年度上期の設定で4上旬から販売を開始。JTBは5月18日〜9月29日発の設定。各社ともJRセットのフリープラン。
近畿日本ツーリスト個人旅行は、パンフレットで鹿児島カレッジに参加した全ての大学の体験を紹介。宿泊は鹿児島市内、指宿温泉、霧島温泉のリーズナブルなシティホテルから高級旅館まで幅広く設定した。
日本旅行は、神戸松蔭女子学院大学が提案してした「彩とりどり」や「ゆるりん」「いぶ好きすっきー」などのフレーズをキャッチコピーやモデルコースで採用。指宿や南九州市、鹿児島市内をめぐるコースを紹介したほか、他の大学のプランもダイジェストで見せる。近ツー個人と同様に宿泊施設も幅広く設定した。
JTBは、神戸松蔭女子学院大学提案する女子旅にスポットを当て、指宿市と南九州市を巡るモデルコース。他の大学のプランもダイジェストで紹介する。JRやバスの周遊きっぷもオプションとして掲載している。
宿泊施設は、他社に比べて、さらにリーズナブルなシティホテルや旅館を設定し若者向けの商品となっている。
JR西日本広報部は、「実際に旅行商品化されたので、鹿児島カレッジの内容を参考にして、多くの人にJR利用で鹿児島県に訪れてもらいたい」と話している。
3社のパンフレット