JTBは29日、ふるさと納税の謝礼品「JTBふるさと納税旅行クーポン」を首都圏・東海・北陸・関西エリアのJTBグループ20店舗で6月1日(木)から取扱いを開始すると発表した。詳細は以下の通り。
地方自治体からは「地域産品の受取りだけでなく、わが町のことを知っていただきたい」「実際にお越しいただきたい」、寄附者からは「応援する自治体に行って、地域の魅力を体験してみたい」という声が寄せられたことをきっかけに「JTBふるさと納税旅行クーポン」の開発に至りました。謝礼品としての旅行は経済効果も高く、地域の賑わいを創出、そして移住定住にも繋がります。
この度、近くの店舗で旅行を申込みたいという利用者からのご要望にお応えするため、首都圏・東海・北陸・関西エリアの一部店舗にて「JTBふるさと納税旅行クーポン」を利用した旅行のご相談・お申し込みを受け付ける体制を整え、利用者の利便性を向上させます。
対象店舗では「JTBふるさと納税旅行クーポン」の取扱いのみならず、店舗スペースを利用した自治体と寄附者の交流イベントや自治体のプロモーション活動を誘致し、グループをあげて交流人口拡大に努めてまいります。
<「JTBふるさと納税旅行クーポン」の概要>
1.取扱店舗
●首都圏エリア(13店舗):
トラベルゲート新宿、トラベルゲート有楽町、トラベルゲート渋谷、トラベルゲート池袋、トラベルゲート上野、トラベルゲート吉祥寺、トラベルゲート立川、トラベルゲート横浜、トラベルゲート千葉、トラベルゲートイオンモール幕張新都心、トラベルゲート大宮、新橋店、虎ノ門店
●東海・北陸エリア(4店舗):名古屋駅前店、名古屋栄店、静岡支店、金沢支店
●関西エリア(3店舗):京都駅前支店・東梅田支店・神戸三ノ宮支店
※「JTB旅の予約センター」(コールセンター)での電話申込も引き続き承ります。
2.適用対象商品
「エースJTB」「サン&サン」及び宿泊券(旅館・ホテル)
※寄附をした自治体の該当宿泊施設に1泊以上する旅行に利用できます
※上記に付随するJR、航空券、エースオプショナルツアーなどにも利用できます
※旅物語、インターネット専用商品には利用できません
3.利用対象者
寄附者本人を含む二親等以内の親族
4.「JTBふるさと納税旅行クーポン」利用方法(例:熊本県小国町に寄附をする場合)
① 熊本県小国町に「ふるぽ」で寄附をする(ふるさと納税)
② 謝礼品のラインナップから、「JTBふるさと納税旅行クーポン」を選択する
③「ふるぽ」より、小国町を訪れる「JTBふるさと納税旅行クーポン」がオンライン(電子クーポン)で届く
④ 寄附者は、対象店舗または「JTB旅の予約センター」(コールセンター)で小国町(例:杖立温泉)への旅行を申し込む
⑤「JTBふるさと納税旅行クーポン」を利用し、対象店舗又は「旅の予約センター」で旅行代金を精算する
JTBグループでは地域資源の魅力を再発見し、眠っている宝に磨きをかけ、人流、物流を拡大させて地域活性化を図る「地域交流事業」を実践してまいりました。ふるさと納税制度の趣旨に沿った謝礼品として、寄附先の自治体での着地型観光、体験プラン等を組み合わせたオリジナル旅行商品などを開発し、交流人口の拡大に貢献してまいります。また、寄附金の有効活用のため、地方が元気になる活性化プランの提案や観光振興に資する地域の宝の掘り起こし、地域産品開発など、これまで培ってきたノウハウを活かし、自治体への提案を行ってまいります。
JTBグループは、ふるさと納税を通して、寄附者、生産事業者、自治体とともに地方創生に今後一層取り組んでまいります。
「ふるぽ」とは
JTB西日本が運営するふるさと納税ポイント制ポータルサイト。2014年9月より取扱いを開始し、2017年5月現在で全国158自治体と提携している。「ふるぽ」でふるさと納税を行うと、寄附額に応じて「ふるぽ」でのみ利用可能なポイントをもらえ、最大2年の期限内でポイント分の謝礼品と交換ができる。特産品以外に、「るるぶトラベルで使えるクーポン」「JALふるさとへ帰ろうクーポン」など自治体を訪れる旅行クーポンも充実している。
「ふるぽ」ホームページ:http://furu-po.com/