IHGホテルズ&リゾーツ(本社英国、東京都港区)は15日、岩手ホテルリゾート(盛岡市)と契約を締結し、IHGブランドの3施設を岩手県の安比高原に開業すると発表した。今年12月に開業予定。
同社が2006年にANAとのジョイントベンチャー会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立して以来、日本で契約した中では最大規模の締結となる。このほど開業するのは新設する「ANAインターコンチネンタルリゾート」、フルリノベーションする「ANAクラウンプラザリゾート」「ANAホリデイ・インリゾート」。3施設合計で客室数は千室以上、18のレストランとバー、3千平方メートルを超える宴会場と会議室やショップ、2千平方メートルの温泉施設を有する。
岩手ホテルアンドリゾートの黒澤洋史社長は「安比高原のホテルが世界トップクラスのIHGブランドを展開するIHGホテルズ&リゾーツと契約を締結したことは、グローバルリゾートを進める安比高原として大変意義あるものと考えている。これを機にさらにホテルのサービス向上に努め、国内外のお客さまに快適な空間、時間を提供できるリゾートとなるよう、スタッフ一同取り組んでいく」と抱負を述べている。
22月8月には同リゾート内に、英国ハロウスクールの教育と遜色ない教育を最先端の施設と共に提供する完全寄宿制の学校、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンを開校する予定。
客室(イメージ)