「JATA経営フォーラム2025」今年もWEBで開催 2月27日から4月4日まで限定公開


 日本旅行業協会(JATA)はこのほど、「JATA経営フォーラム2025」を開催すると発表した。2月27日から4月4日までの間、WEB上で限定公開。参加費は無料で、視聴期間中はいつでも自由に視聴できる。JATAの公式サイトで、参加の事前登録を受け付けている。

 第33回目となる今回の経営フォーラムのテーマは、「柔軟で強靭な組織作りと協調共創が織りなす旅行業の未来~レジリエントな組織作りを目指して~」。昨年11月に仙台で「観光レジリエンスサミット」が開催されるなど、業界内でも注目を集める「レジリエンス(柔軟性・回復力)」に着目し、旅行会社が生き残っていくための経営上のヒントを提供する内容となっている。

 セミナーの主な対象者は、経営層を中心としたJATA正会員、協力会員、賛助会員および観光関係団体所属の職員。JATAの公式サイトで公開している参加用URL(4月4日まで公開)から必要事項を記入して事前登録を行い、メールで視聴用URLを受け取り受講する。セミナーは、2月27日の13時から配信される。

 プログラムは、①トップリーダーメッセージ②基調講演(1本)③セミナー(2本)④パネルディスカッション(5本)―の4部構成。

 トップリーダーメッセージでは、JATA髙橋広行会長があいさつを行うほか、観光庁の秡川直也長官による祝辞を公開する。

 基調講演では、危機管理コンサルティング事業などを手掛けるモダンボーイズ代表取締役の竹中功氏が、「危機管理に強い組織・人が辞めない組織の育て方について」と題する講演を実施。吉本興業グループの元役員として広報や危機管理を担当した経験を生かし、事故を未然に防ぐためのマネジメント術について、経営者が納得して実行に移せる具体的な方法を提供する。

 セミナーでは、「近未来の旅行業における『生成AI』活用の可能性」、「旅行会社の採用活動における『2024年の成功事例』&『2025年の傾向と対策』」―の2本立てで、それぞれ専門の識者が登壇し、解説する。

 パネルディスカッションでは、国内旅行、訪日旅行、海外旅行それぞれの分野で「協調と共創」をテーマに実施。国内旅行はコロナ禍で大きく変化した市場環境への対応、訪日旅行は地方部への誘客促進、海外旅行は募集型企画旅行に代わる今後の仕掛けづくりについて、業界の著名人が集まり議論。今後の旅行会社の役割を模索する。このほか、2次交通などの輸送ガイドラインやカスタマーハラスメント対応に関するものも用意し、計5本実施する。

 セミナーの詳細、参加の事前登録用URLは、JATAの公式サイトで公開している(https://www.jata-net.or.jp/about/jata-active/about02_04/formu2025/)。

 
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