昭和レトロと鉱泉、地魚
第592回よその旅館ホテル
──どんな宿ですか。
「木造2階建てで、館内は昭和レトロの雰囲気です。昔風の床板で、お子さんたちが喜んで駆け回っています」
──鉱泉があるそうですが。
「コーヒー色の鉱泉で、沸かしています。日帰り入浴もやっておりまして、地元の漁師さんで365日来られる方もいます。いいお湯だと言っていただきます」
──料理はどんなものを。
「地魚の料理です。刺身や焼物で提供しています。今はマコガレイ、秋になるとカマスの焼物などをお出しします。肉料理は特別なご希望があったり、連泊の場合を除いては出さないようにしています」
──接客で心掛けていることは。
「人員が少ないこともあり、お客さまには、あまり構わないようにしています。団体のお客さまには広間を提供して、お使いいただいていますが、皆さんお酒を持ち込んで楽しくやっています。安く上がりますし、そんなところもリピーターの方には受けているのではないでしょうか」
──どんなお客さんが多いですか。
「東京近郊の神奈川、埼玉、群馬あたりからが多いです」
──予約は。
「JTBからのお客さまが多いです。インターネットは商工会などのホームページで紹介されていますが、自分のところはアナログ人間ばかりなのでやっていません」
──これからどんな宿に。
「静かな場所のレトロ風の宿ですので、これからも癒しを提供していきたいです」
──1泊2食の料金は。
「税別で平日8千円から。離れは1万2千円からです」
【15室、60人収容】