江戸時代末期、万延元年(1860)創業の十八楼(伊藤善男社長)では、老舗として伝統を守る中で、創業150周年を機に新たなお湯処の設置やリニューアルを続けている。
「お湯処『川の瀬』」は、鵜飼のモチーフがくつろぎの空間を彩り、夕暮れ時には、水中ライトで照らされた湯面の美しさが秀逸な露天風呂。薬草風呂とシルキーバスの2種のお湯を備え、壁面には十八楼オリジナルの美濃和紙の装飾で、風情に彩りを添える内風呂。
さらに、周辺の古い町並み「川原町」で営まれていた材木商の旧家に建てられた明治の蔵を蘇らせた「蔵の湯」を併設している。120余年前の梁を見上げ浸かる温泉は、まさに地域の歴史と共に歩む十八楼ならでは。
「お湯処『川の音』」は、清流長良川を渡る風が心地良い、木曽石の露天風呂。川原町の風情漂う風雅な内風呂を備える(朝晩入れ替え制)。
十八楼/岐阜県岐阜市港町10/TEL:058-265-1551