箱根の森に潜む“隠れ家”
「円かの杜(まどかのもり)」(飯山和男社長)は、花扇グループが経営する箱根で2軒目の旅館で、2014年にオープンした。「箱根の森に潜んだ隠れ家的な宿」と評判だ。
館内に泉質の異なる2本の自家源泉を持ち、1本を客室露天風呂、もう1本を大浴場と大露天風呂で、源泉掛け流しで使っている。客室露天風呂からは箱根連山の森を一望。大浴場は本館からの連絡階段を下った深い森のただ中にあり、森の中に包み込まれるような不思議な感覚を味わえる。
料理は部屋出しか個室の食事どころで。相模湾の新鮮な魚介類と現地から直送の飛騨牛を使った京懐石を提供する。
客室は全20室、13タイプで、全て個室露天風呂付き。“本物の木”にこだわり抜いた内装の設えはバラエティに富んでおり、広さ約30平方メートルの和洋室や、“和のスイート”とも呼ぶべき70平方メートルの客室をそろえる。
▽円かの杜は神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320の862。TEL0460(82)4100。https://gorahanaougi.com/madokanomori/
大露天風呂