美と健康の旅
「ルレ・エ・シャトー」に加盟する扉温泉明神館(齊藤忠政社長)は1931年に湯治場として創業。この地域は松本の水源といわれ、市内の奥社が多く建つ神聖な場所とされてきた。それゆえ、神々が住まい、湯治に訪れる場所といわれている。
三つの浴場があり、代表的な浴場である立ち湯「雪月花」は立った状態で半身浴を楽しめる。足の先端には約1トンの水圧がかかり、血の巡りを良くする効果が期待できる。温度は38~40度で、副交感神経を高め、自律神経の調整をしやすくするためにゆっくりと入浴できるように設定。
露天風呂を備えた大浴場「白龍」やパワースポットといわれる川の合流地点に一番近い場所に寝湯「空山」がある。
宿は三体の龍神様が守っているといわれており、常連客の多くは龍神様に会いにみえるという。
立ち湯「雪月花」
▽明神館は長野県松本市入山辺8967。TEL0263(31)2301。