【インターネット徹底集客 318】WEB広告に関する二つの考え方 内藤英賢


 季節的に来年度(2024年4月)の予算組みが始まる時期であり、それに合わせてOTA各社も広告の提案に来ている頃かとも思う。どのような広告を購入したらよいかという相談も多いので、今号では広告についての考え方を述べていきたいと思う。

 広告には大きく分けて二つの考え方がある。(1)認知拡大と(2)予約獲得である。認知拡大はその名の通り、自施設をまだ知らない人に対して、知っていただく活動であり、予約獲得は広告を通じて、予約そのものを直接獲得する活動である。したがって、Google、Yahoo!、OTA、SNS、TV、雑誌、新聞などさまざまな媒体にさまざまな広告のタイプがあるが、まず認知拡大と予約獲得のどちらに貢献する広告であるかを見極める必要がある。

 それぞれ、指標となる数字が違うので、そこを理解していないと認知広告の広告なのに、予約数が少ない(下手すると0件)ので、効果がないと誤った判断を下してしまうことになる。認知拡大広告の指標は「インプレッション(表示回数)」「リーチ数(届いたユーザーの数)」「クリック数やアクセス数(興味を持って自施設のHPを見に来てくれた数)」が大きな指標となる。一方で、予約獲得は分かりやすいと思うが「コンバージョン数(予約した数)」が指標となる。

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