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シンクに取り付けたシャボンチャン
除菌で清潔な手を実現
手指消毒器や手洗い装置の開発、製造、販売を行うアメミヤ機器(東京都大田区)は、全自動手洗器「シャボンチャン」を旅館・ホテルに提案。HACCP(ハサップ)に対応する衛生的な手洗いの実施を促し、併せて、手洗いの内容の記録、データ収集にも最適な装置という。
食中毒を未然に防ぐには、旅館・ホテルの調理スタッフなどが清潔な手の状態を保つ必要がある。その基本は手洗い、消毒、殺菌だ。同社の製品は、「各種ウイルスや、O(オー)157、カンピロバクターなどの細菌を除菌し、清潔な手を実現する」。また、主力製品のシャボンチャンは「旅館・ホテルの調理スタッフに半ば強制的に『正しい手洗い』を励行してもらうため安全、安心が保てる」とも。
シャボンチャンの使用方法は、(1)手を差し出すと内蔵された赤外センサーにより水が出て、手を洗浄する(2)その後、一定量の液体石けんが吐出されるので、手のひらで受け、よく泡立てて指先から肘まで丁寧に洗う(3)一定時間手洗いが行われるとすすぎの水が吐出され、石けんを洗い流す(4)手洗いの終了を知らせる信号の表示―の順。
製品特徴は、(1)既存のシンクに取り付けが可能(2)清掃しやすいステンレス製(3)コンパクト設計のため設置工事、メンテナンスが容易(4)手洗い水は必要な量だけ吐出されるため節水効果が高い―など。また、1カ所の石けん容器から複数台の手洗い器に石けん液を供給することも可能だ。
同社では、両手をかざすと自動で一定量のアルコールを噴霧する自動手指消毒器「アムター3000Ⅱ」なども提供している。
シンクに取り付けたシャボンチャン
強制自動手洗器「シャボンチャン」