二酸化塩素のチカラでににおい除去
CLO2 Lab(シーエルオーツーラボ)(兵庫県西宮市)は、空間除菌剤「OXIDER(オキサイダー)」を使ったウイルス対策を呼び掛けている。オキサイダーは、二酸化塩素の力で空気中の菌やウイルス、においを「99・99%除去する」と同社(全ての菌、ウイルスを除去するわけではない)。すでに大手ビジネスホテルチェーンをはじめ、介護施設や一般家庭などに広く導入され、衛生的な環境作りと、消毒などの表面感染対策とともに、空間除菌の必要性を提唱している。
二酸化塩素は産業用として、ウイルス除去や除菌用にアメリカや日本で使用されてきた。この成分が空間内でも効果を発揮することに着目し製品化。従来の二酸化塩素製品は、濃度が高く、安定的な発生が困難なうえ、塩素臭が強いといった課題があったが、独自の特許技術を駆使して、それらを払拭(ふっしょく)した。
主な特徴は(1)粉剤投入後、約1分で有効濃度に到達(2)濃度の過剰な上昇を抑えて、塩素臭が感じにくい(3)使用開始時の濃度制御で二酸化塩素を浪費しないため、13畳程度の空間であれば、最大で3カ月間持続する。
「効果メーター」と「放出量調整キャップ」の実装で、有効性と交換時期が瞬時に分かり、取り替え忘れを防止。併せて、二酸化塩素の放出量を使用環境に合わせて調整可能。
ラインアップは、客室向けの置き型90グラム(8畳用)、同180グラム(13畳用)、320グラム(20畳用)をはじめ、専用ストラップとクリップを施した携帯用、スプレータイプを取りそろえる。
「感染症をはじめ、悪臭、カビといった社会課題を二酸化塩素で解決したい」という同社は、世界中が安心して過ごせる空間の実現に向けて歩み続ける。
OXIDERの置き型(左)とスプレータイプ