「MagicPrice」と連携開始
JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)が提供する宿泊施設向けの旅行会社・予約サイト一元管理システム「らく通with」はこのほど、空が提供するレベニューマネジメントツール「MagicPrice(マジックプライス)」との料金データ連携を開始した。これにより、MagicPriceが導き出した適切な宿泊料金を、らく通withを通じて各予約サイトに自動反映できるようになった。
らく通withは、旅行会社と予約サイトの予約、在庫、料金を一元管理できるサービス。JRの「みどりの窓口」の予約販売システムを開発、運営する同社の技術力を強みに、宿泊施設の予約、在庫の一元管理システムとして展開してきた。ホテルシステム(PMS)と自動データ連携が容易で、利用料金は月額9800円からの固定料金制。予約サイトの従量料金は一切ない。また、365日対応のサポート体制の充実も特徴だ。
MagicPriceは、毎日の客室料金設定におけるデータ活用から、施設の収益改善を支援するレベニューマネジメントツールだ。施設の料金設定に必要な自社の予約データや競合、市場の状況といったデータを自動収集・分析し、施設の毎日の意思決定を支援する。
「今回の連携により、予約サイト料金調整作業の効率化や、収益の拡大が期待できる」とJRシステム。