【スタートアップ企業特集】Tabi Life ホテルシステムの開発・運営


スマートフォン・コンシェルジュの特徴

業務効率向上、顧客満足度の最大化も

 Tabi Life(横浜市)は、2020年6月に3人の共同創業者によって設立。ホテル運営の効率化と顧客体験の向上を同時に実現する革新的なソリューションを提供している。

 パンデミックをきっかけに、よりスケーラブルなサービスモデルを構築し、現在では過去24カ月で契約ホテル数が650%増加するなど、急成長を遂げている。

 その中核となるのが、スマートフォン・コンシェルジュ。このプラットフォームは、ホテルの業務効率を向上させながら、顧客満足度の最大化を目指すもので、現在大手ホテルブランドにも導入されている。

 昨今、多くのホテルがOTA経由の予約に依存し、自社予約の割合はわずか6%という。同社では、宿泊中ゲストとのエンゲージメントを高め、リピート予約の増加やロイヤリティプログラム登録の支援を図っている。

 ホテル業界では、人材確保と定着が喫緊の課題で、このソリューションは、多言語対応機能により、スタッフが外国人宿泊客とも円滑にコミュニケーションを取れるようサポートする。

 また、ある提携ホテルでは、導入後わずか1カ月でチェックイン時間を36%短縮するなど成果を上げているという。

 現在、単なるITサービスではなく、ホテル業界とともに成長するパートナーであることを目指しており、すでに250以上のホテルと提携し、ホテル経営者やGMから直接の問い合わせが増加。

 さらに、過去24カ月間で18回のシステムアップデートを実施するなど、継続的なプロダクト改善を行いながら、時代の変化に柔軟に対応している点も特徴。

 政府は2030年までに6千万人の訪日観光客誘致を目標としており、宿泊業界の受け入れ体制強化が求められていることから、「おもてなしの進化」を推進し、テクノロジーの力で日本の基幹産業の競争力向上を支えていく覚悟。

 「変化を恐れず、次世代の宿泊体験を提供するために、ぜひ導入をご検討いただければ」と同社。

スマートフォン・コンシェルジュの特徴

 

【本社(横浜オフィス)】神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3の20の9 鶴見大栄ビル2階 213号
【設立】2020年6月
【事業内容】ホテルシステムの開発、運営
【資本金】5700万円
【従業員数】20人
【電話番号】03(6275)1510
【Eメール】info@tabilife.co.jp


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