●国内旅行シンポジウム(10時30分~12時00分)
主催は日本観光振興協会で、テーマは「地域の観光DX戦略を考える~観光振興による地域社会の持続・発展に向けて~」。観光デジタル人材の育成や費用など、取り組むべき課題が明確になりつつある中、さらなる観光地経営の高度化、生産性向上を後押しすべく、先進事例を交えて本格的な観光DXに向けた今後の展開について考える。
基調講演「観光DMPを意味のあるツールにしていくために必要なことは何か?」では、東京都立大学都市環境学部観光科学科教授・金沢大学先端観光科学研究所特任教授(クロスアポイントメント)の清水哲夫氏が登壇。
パネルディスカッションでは、ファシリテーターをトラベルボイス代表取締役社長の鶴本浩司氏が務める。パネリストには、観光庁参事官(産業競争力強化)付専門官の秋元純一氏(予定)、ニセコエリアスマートリゾート推進コンソーシアム倶知安町観光商工課主幹の沼田尚也氏、オープントーン取締役の畑中貴之氏、日本観光振興協会観光地域づくり・人材育成部門観光地域マネジメント部長の大須賀信氏が登壇する。
●海外旅行シンポジウム(13時00分~14時30分)
日本旅行業協会(JATA)主催で、テーマは「日米観光交流年2024『アメリカ旅行企画コンテスト』」。コロナ禍で落ち込んだ日米間の相互観光往来の回復拡大を目的に、両国政府間で「日米観光交流年2024」が締結された。これを機に、JATAでは若者の海外旅行需要喚起策の一環として学生からアイデアを募集し、「アメリカ旅行企画コンテスト」を実施する。今年は日米の海外渡航自由化60周年を迎えることもあり、日米観光交流年と合わせて二つの節目となる2024年にふさわしい海外旅行シンポジウムとして開催する。
審査員は、ブランドUSA日本事務所旅行業界担当ディレクターの高久渉氏、ビジットUSAコミッティジャパン会長の田中映子氏、ANA営業センターセンター長代理兼ANAあきんど常務取締役の柏木寿州氏、東洋大学国際観光学部客員教授の越智良典氏、航空新聞社ウイングトラベル編集部編集統括の石原義郎氏、日本旅行業協会海外旅行推進部部長の稲田正彦氏の6氏。
●観光庁シンポジウム(15時30分~17時00分)
主催は観光庁、日本観光振興協会、「世界文化遺産」地域連携会議。テーマは「第11回世界遺産サミット in EXPO」。同サミットでは、世界遺産が所在する自治体の首長が集まり、世界遺産の保全や観光面での活用について、各地からの報告・意見交換等を行う。今回はさまざまな業界関係者も集まるエキスポでの開催となる。登壇者は、日光市長の粉川昭一氏、吉野町長の中井章太氏、富士吉田市長の堀内茂氏。司会は、神奈川大学国際日本学部教授の島川崇氏が務める。