【データ】「○○の聖地ランキング」トップ10


 ウェイブダッシュは4日、「○○の聖地ランキング」トップ10を発表した。

株式会社ウェイブダッシュ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 河野 由紀)が運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」(https://www.seikatsu-guide.com/) は、みんなのランキング第36回「○○の聖地ランキング」のトップ10を発表いたしました。

このランキングは、生活ガイド.com運営事務局が選んだ日本全国の「○○の聖地」から、一度は訪れてみたいと思うものを生活ガイド.com会員に投票してもらい、決定いたしました。

今回1位になったのは山梨県富士吉田市の「富士山信仰の聖地」でした。

写真:富士山/提供:富士吉田市写真:富士山/提供:富士吉田市

富士山への登山ルートの一つ「吉田ルート」の起点である富士吉田市は、江戸時代から富士山信仰の聖地として訪れる人の多いまちです。今でも富士山信仰の名残を残す「金鳥居」は道路をまたぐように建っており、金鳥居としめ縄の間に富士山を見ることができます。
他にも、富士吉田市には「御師旧外川家住宅」や「北口本宮冨士浅間神社」など、富士山信仰に関連するスポットがあります。

「富士山信仰の聖地」を選んだ方からは、「富士山はとても美しく、一度は登ってみたい山です。」(60代男性)、「いつか、行ってみたいと思っているので登らなくても、綺麗な富士山を生で見て見たいです。」(50代女性)、「身近な山でありながら、日本一高い山であり、途中の険しさと登頂時に得られる達成感が良い。眺めてもよし。」(30代男性)などのコメントをいただきました。

今回1位になりました、富士吉田市のご担当者様にもコメントをいただきました。
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■1位の受賞コメント(富士吉田市 歴史文化課より)
この度は「○○の聖地ランキング」において富士吉田市が1位に選ばれましたこと、たいへんうれしく思います。ご投票いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
富士山には各登山口がありますが、なかでも吉田口を要する富士吉田市は古来より多くの信仰登山者を迎え入れてきた歴史と信仰に関わる文化財が数多く残されているまちです。

写真:富士山/提供:富士吉田市写真:富士山/提供:富士吉田市

市域には登山道の起点となる北口本宮冨士浅間神社や重要文化財である富士山信仰に関わる数多くの資料を展示しているふじさんミュージアム、桜と五重塔で世界的に有名な新倉山浅間公園など、富士吉田市は世界文化遺産である富士山の魅力をたっぷりと堪能できるまちです。ぜひ、おこしください。

■富士山信仰聖地としての歴史(富士吉田市 歴史文化課より)

写真:新倉山浅間公園から見る富士山/提供:富士吉田市写真:新倉山浅間公園から見る富士山/提供:富士吉田市

富士吉田市の上吉田は、富士講をはじめとした信仰登山者を迎え入れた「御師(おし)」と呼ばれる人々が集住していたまちです。江戸時代後半には80軒を超える御師の住宅があり、江戸を中心に関東一円から信仰登山者が富士吉田を目指して来ました。
富士吉田市内には富士山信仰の足跡をたどることができる御師住宅や北口本宮冨士浅間神社をはじめとして歴史的価値の高い文化財が数多く残されています。それらの多くは世界文化遺産富士山の構成遺産ならびに国の重要文化財、登録有形文化財にも指定されています。令和4年3月には「吉田口の信仰用具」として4千点にものぼる資料が重要文化財に指定されました。
このように富士吉田市には富士山信仰に関わる歴史的遺産が伝えられております。富士山の歴史、文化、自然を身近に感じ・体験できる富士吉田市に是非足をお運びください。

■富士山関連以外の観光スポット、名所、名産品のご紹介(富士吉田市 富士山課より)
・西裏
西裏はかつて織物工場の多かった下吉田地区にあった飲屋街です。
かつて「ガチャマン(ガチャンと機を1回織ると1万円入った)」と言われる好景気に県内外から業者や商人たちが集まり賑わいを見せていました。
近年、レトロで懐かしい雰囲気が話題を呼び、西裏地区活性化プロジェクトにより「新世界乾杯通り」として生まれ変わりました。

写真:新世界乾杯通り/提供:富士吉田市写真:新世界乾杯通り/提供:富士吉田市

古民家をリノベーションした居酒屋やモダンなワインバーなど様々なお店があります。

写真:新世界乾杯通り/提供:富士吉田市写真:新世界乾杯通り/提供:富士吉田市

・機織物
富士山の麓に位置する富士吉田市は1000年以上前の平安時代から織物の名産地として知られています。

写真:織機/提供:富士吉田市写真:織機/提供:富士吉田市

豊富で綺麗な湧き水が使用できたこと、農業にあまり適さない環境のため養蚕に力を入れていたことがその理由とされ、現在では日本屈指の織物の産地となっています。
毎年10月に開催されるハタオリの祭典「ハタオリマチフェスティバル」など、イベントも定期的に開催しており、多くのオシャレ好きが富士吉田に集まっています。

写真:ネクタイ/提供:富士吉田市写真:ネクタイ/提供:富士吉田市

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ランキング2位から5位の聖地は下記のとおりです。

第2位 長崎県 松浦市 「アジフライの聖地」

2位になったのは長崎県 松浦市の「アジフライの聖地」でした。
日本一のアジの水揚げ量を誇る松浦市は、2020年に「アジフライの聖地」として商標登録されました。新鮮なアジをフライにするため、ふわふわサクサクの触感がたまりません。市内の各所でおいしいアジフライを堪能できます。また、「鯵」にちなんで、第3(参)金曜日(フライデー)を「アジフライデー」と制定しています。

第3位 埼玉県 秩父市 「アニメの聖地」

3位の秩父市は、大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の舞台として全国のアニメファンから愛されるアニメの聖地です。他にも「心が叫びたがっているんだ。」や「空の青さを知る人よ」の舞台にもなっています。市内のあちこちがアニメの舞台となった場所ですので、アニメを見てから行くと主人公たちと同じ世界で生きているような感覚を味わえるかもしれません。

第4位  福井県 鯖江市 「世界のめがねの聖地SABAE」

4位は「世界のめがねの聖地SABAE」で、国内シェア95%を占める「めがねのまち」鯖江市でした。
世界最高の技術と品質のめがねフレームは、国内だけでなく海外からも高く評価されています。鯖江市の眼鏡産業は100年以上の歴史があり、今から40年ほど前に世界で初めて「チタン製めがねフレーム」の開発に成功した実績もあります。市内にはめがねの歴史が学べる「めがねミュージアム」もあり、まさにめがねの聖地と呼べる場所です。

第5位(同点) 埼玉県 蓮田市 「バードウォッチングの聖地 (黒浜沼)」

5位になったのは蓮田市の「バードウォッチングの聖地 黒浜沼」でした。「黒浜沼」は、環境保全地域に指定されていて、水生植物や昆虫、鳥類など沼特有の自然が楽しめるスポットです。またホタルの里としても知られているのですが、実はバードウォッチングの聖地でもあります。オオジュリン、ベニマシコ、チョウゲンボウ、カシラダカ、キジなど様々な鳥類が観察でき、観察会なども開かれています。蓮田市のご当地キャラ「はすぴぃ」は、黒浜沼に棲む水鳥がモチーフになっています。

第5位(同点) 東京都 中野区 「サブカルチャーの聖地」

同点で5位になったのは、中野区の「サブカルチャーの聖地」でした。
中野区にある「中野ブロードウェイ」は1966年に建てられた複合商業施設で、様々な種類のマニアックなお店が軒を連ねており、まさに「サブカルチャーの聖地」です。ネットでも手に入らない掘り出し物を求めて、連日にぎわう人気スポットとなっています。アニメやフィギュアを扱うザ・サブカルチャーなお店から、ギャラリー、アミューズメント施設まで入っているので、一日中遊べるのが魅力的です。

生活ガイド.comのみんなのランキングでは、毎月ユニークなテーマで投票をしております。引き続き新たなランキングも発表していく予定です。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022/05/13〜2022/06/09
調査対象:生活ガイド.com会員10代~80代の男女264名

 

 

 
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