
アソビュ―は1日、「コロナ禍の学生生活、卒業シーズン」に関する全国調査の結果を発表した。
コロナ禍の大学生、7割が「遊びの機会減った」
「遊び」の機会について、「少し減った」あるいは「とても減った」と回答した人の割合は、大学・大学院を去年卒業(2021年卒)した人は68.64%、今年卒業予定(2022年卒)の人は73.53%、来年卒業予定(2023年卒)の人は72.40%という結果になりました。
その他の面では、「部活・サークル・課外活動・ゼミ活動など」は69.81%、「アルバイト」は44.97%「勉強」では41.88%、が、機会が「少し減った」あるいは「とても減った」と回答しました。
「中止した卒業旅行がある」「変更した卒業旅行がある」ともに7.5割超
■ 新型コロナウイルスの影響で、中止した卒業旅行がありますか?
(期待していた、あるいは計画していたよりも回数を減らした)
■ 新型コロナウイルスの影響で、行き先や内容を変更した旅行がありますか?
大学・大学院を「去年卒業(2021年卒)」「今年卒業予定(2022年卒)」の人のうち、「新型コロナウイルスの影響で中止にした卒業旅行がありますか?」という質問には78.3%が「ある」と回答しました。また、「新型コロナウイルスの影響で、行き先や内容を変更した旅行がありますか?」の質問にも、75.9%の人が「ある」と回答しました。
具体的には、
・海外に行けなかった
・海外に行けなくなり、国内旅行になった
・遠方に行くのが不安だったため近場に行くことにした
・予定していた飛行機が欠航になった
・宿泊先が営業停止したり、観光地が閉まっていたりした
等の声が見られました。
■ 卒業を祝う場(送別会、追いコンなど)に新型コロナウイルスの影響はありましたか?
72.6%が、卒業を祝う場にも新型コロナウイルスの影響があったと回答しました。
具体的には、
・ゼミの追いコンや卒業式の送別会など例年あったものがなくなった
・オンライン開催になった
・卒業パーティーが中止になった
・規模が縮小され、大人数で開催できなくなった
といった声が見られました。
大学卒業時は、「学生の間にしかチャレンジできない体験」「長期休みが必要な体験」「一生の思い出に残る体験」がしたい
■ 大学卒業時、どんな体験をしたいですか?
一番多かった声としては、「学生の間にしかチャレンジできないような体験」で272票となりました。続いて、「長期で休めないといけないような場所での体験」が270票、「一生の思い出に残る体験」が258票でした。コロナ禍ならではの回答としては、「マスクを取って素顔で話したり笑ったりできるような体験」という声や、様々な遊びの場が減ってしまった中で「友達ともっと仲良くなれるような体験」という回答も多く票を集めました。
■調査概要
調査期間:2022年2月17日〜2月21日
調査対象:アソビュー!会員
調査人数:616名
調査方法:インターネット調査