【データ】「バレンタインデー」に関するアンケート調査


 Graciaは2日、「バレンタインデー」に関するアンケート調査の結果を発表した。

株式会社Gracia(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤拓泰、以下:Gracia)は、運営するギフトEC「TANP」において、「バレンタインデー」に関するアンケート調査を行いましたので、その結果をお知らせ致します。

調査概要
調査実施会社:株式会社Gracia
実施期間:2022年1月19日〜2022年1月20日
有効回答数:601名(男性と回答300名・女性と回答301名)
調査方法:インターネットアンケート

◼️バレンタインを行う予定のうち約3割程度は「男性」
「2022年は何らかの形でバレンタインを行いますか?」の設問では「行う予定(約33.0%)」「行わない予定(約36.9%)」「まだ分からない(約30.1%)」と回答がそれぞれ同数程度となり、「行う予定」のうち約30%は男性からの回答が占める結果となりました。

昨年(2021年1月1日〜2021年2月28日)におけるTANP購入者アンケートでは、バレンタイン用途での購入は約「女性8:男性2」の割合であり、今回のデータと併せるとおおよそ一致、もしくは多少の増加が見込まれます。
国毎にバレンタインイベントの解釈が異なることは国内でも認知を広げていますが、それに加え不要な場面での性別の区別を無くそうとする意識がより強く持たれ始める中で、今後著しく男性の割合が低下していくことは現状考え難いとも推測されます。

◼️相手は「家族」が最多数、「職場」はそれぞれ2割未満に。
「バレンタインギフトを購入した際、誰に贈ることが多いですか?」という設問では「家族」「パートナー(既婚)」がそれ以外の選択肢に10%以上の差を付けて回答を集めており、「既に関係性が構築されている家庭内」へ贈りものをすることが多いという結果になりました。

イベントに消極的であるコメントのうち、多くは「職場・学校で行われる義理的な贈りものへの対応が大変・不要に感じる」という趣旨ものであり、特に感謝を伝えたい気持ちが強く、気を遣わない家庭内へ回答が集中したこととも傾向が沿っています。一部の環境で「習慣・義理」としての贈りもの文化は残るものの、現在では「周囲が行っているためなんとなく行う」「周囲と共同で行っているため行っている」といった環境に依存した理由でバレンタインギフトを贈る方は少なく、「気持ちを伝えたい」「イベントを楽しみたい」という合理的な動機で行われる方が多いようです。

◼️もらって嬉しいものは「既製品」かつ「消えもの」が約4割、「手作り」はその半数以下に。
気持ちの表現として嬉しいと感じる方もいる一方、場合により負担にも成り得てしまう「手作り」に代わり、もらって嬉しいものとして回答を多く集めたのは「既製品・消えもの」でした。アンケートでは「(食べ物の場合)他人が作ったものを食べることに抵抗がある」という精神的・衛生的な観点でのコメントも寄せられており、お相手をよく知らない場合など既製品での贈りものが推奨される場面もありました。

一方、「子供と一緒にお菓子作りができる」「家族には手作りに挑戦してみたい」と、お互いの信頼がある程度確立されており、相手の嗜好を把握している場面では手作りを楽しまれている方もいるようです。

アンケートに寄せられたコメント(抜粋)
・最近は男女関係なく感謝の気持ちを伝える目的で気軽に贈れるスイーツや物が多いので、皆が楽しめるイベントになっていて良いと思う。(20代・女性)
・最近は誰かに贈るだけではなく、自分の為に買うバレンタインも流行って来てる感じもして良いと思う。(30代・女性)
・男性からあげたい。(10代・男性)
・毎年祖母のお仏壇に飾っているのでお供え物のチョコがあったらいいと思う。(30代・女性)
・手作りの物をクラスみんなに配るという習慣が苦手。他人が作ったものを食べるのに抵抗がある。(10代・女性)
・パートナーとの会話が増えるのが嬉しい。(30代・男性)
・お返しが欲しくてバレンタインデーにあげているわけではないのに、ホワイトデーが設定されることで、何かあげなければと相手に思わせてしまうことに恐縮してしまう。(30代・女性)


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒