ジャストシステムは、「動画&動画広告 月次定点調査(2017年12月度)」の結果を発表した。
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2017年12月度)』の結果を発表します。本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全61ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■年末年始に、最も動画コンテンツを視聴したのは「テレビ」で、「スマホ」を上回る
2017年9月度調査において、最も長時間動画コンテンツ(テレビ番組を含む)を視聴したデバイスは「スマートフォン」(29.8%)で、「テレビ」(28.1%)を上回りました。
2017年の年末年始にかけて同じ調査を行ったところ、「テレビ」と回答した人が増え(29.7%)、「スマートフォン」(28.6%)が減りました。やはり、年末年始は、自宅など屋内で「テレビ」を見た人が多かったようです。
■動画配信サービスは「Amazonプライム・ビデオ」が利用率5割超えで、首位独走
毎月、料金を支払うことで、映画やドラマなどの動画が見放題になる「月額制動画配信サービス」の利用率は16.5%でした。
また、「月額制動画配信サービス」利用者に、現在、利用中のサービスを答えてもらったところ、最も多く回答が集まったのは「Amazonプライム・ビデオ」(56.9%)で、2位「Hulu」(25.4%)、3位「Netflix」(17.7%)を大きく引き離しました。
※複数回答あり。
■「月額制動画配信サービス」利用検討者の3割以上が、「Hulu」を検討
現在、「月額制動画配信サービス」を利用をしていないが、検討している人は6.5%でした。
検討中の人に検討しているサービスを聞いたところ、最も多く挙がったのは「Hulu」(33.3%)で、続いて「Amazonプライム・ビデオ」(30.6%)、「Netflix」(23.6%)でした。
※複数回答あり。
■2017年、最も視聴された動画ジャンル1位は「ゲーム・趣味」、2位「芸能・エンタメ」
週1回以上動画コンテンツを視聴する人に、「映画」などの有料コンテンツを除いて、2017年に最も視聴した動画コンテンツのジャンルを聞いたところ、「娯楽(ゲーム・趣味など)と答えた人がが最も多く(19.7%)、次いで「芸能・エンターテインメント」(19.2%)、「ペット・生き物」(9.0%)でした。
【調査の実施概要】
調査名:『動画&動画広告 月次定点調査 (2017年12月度)』
調査期間 :2017年12月31日(日)~1月4日(木)
調査対象 :15歳~69歳の男女1,100名
質問項目 :
・動画コンテンツの視聴状況を教えてください。
・1日あたりの平均的な動画視聴時間を教えてください。
・動画コンテンツを視聴するデバイスを教えてください。
・動画コンテンツを視聴するプラットフォームを教えてください。
(YouTube/LINE/Facebook/Instagram/Twitter/MixChannel/Snapchat/SNOW/ツイキャス/
ニコニコ/そのほかのSNS)
・動画コンテンツの投稿状況を教えてください。
・動画コンテンツをスマートフォンで視聴する際の向きを教えてください。
・今月、視聴した動画のジャンルを教えてください。
・月額制動画配信サービスの利用状況を教えてください。
・利用を検討している月額制動画配信サービスを教えてください。
・年末年始に最も長時間動画コンテンツを視聴した機器を教えてください。