【データ】「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査


 未知は2月24日、「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査の結果を発表した。

 コーポレートブランディングサイト制作(https://www.mchs.co.jp/service/corporate_branding)を提供する未知株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:下方 彩純、以下 未知)は、従業員30名以上100名以下の中小企業の経営者・役員103名を対象に、「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

  • 調査概要

調査概要:「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月27日〜同年1月29日
有効回答:従業員30名以上100名以下の中小企業の経営者・役員103名

  • コロナ禍における対面機会の減少で、3割強の経営者が「発注先のコーポレートサイトを見る回数」が増加

「Q1.コロナ禍により対面での打ち合わせが減少する中で、発注先のコーポレートサイトを見る機会は増えましたか。」(n=103)と質問したところ、「非常に増えた」が12.6%、「やや増えた」が17.5%という回答となりました。

Q1.コロナ禍により対面での打ち合わせが減少する中で、発注先のコーポレートサイトを見る機会は増えましたか。Q1.コロナ禍により対面での打ち合わせが減少する中で、発注先のコーポレートサイトを見る機会は増えましたか。

・非常に増えた:12.6%
・やや増えた:17.5%
・変わらない:64.1%

・やや減少した:2.9%
・非常に減少した:2.9%

  • コロナ前後比較、中小企業の約4割が、外部への発注時にコーポレートサイトが果たす役割が「重要になった」と回答

「Q2.新型コロナウイルス感染拡大前後を比較し、外部への発注時にコーポレートサイトが果たす役割はどのように変化しましたか。」(n=103)と質問したところ、「非常に重要になった」が11.7%、「やや重要になった」が27.2%という回答となりました。

Q2.新型コロナウイルス感染拡大前後を比較し、外部への発注時にコーポレートサイトが果たす役割はどのように変化しましたか。Q2.新型コロナウイルス感染拡大前後を比較し、外部への発注時にコーポレートサイトが果たす役割はどのように変化しましたか。

・非常に重要になった:11.7%
・やや重要になった:27.2%
・変わらない:57.3%

・やや重要にならなくなった:1.9%
・全く重要にならなくなった:1.9%

  • 75.8%の経営者が、発注する際「コーポレートサイトを参考にする」と回答

「Q3.あなたは、製品・サービスを発注する際、その企業の「コーポレートサイト」をどの程度参考にしますか。」(n=103)と質問したところ、「非常に参考にする」が18.5%、「やや参考にする」が57.3%という回答となりました。

Q3.あなたは、製品・サービスを発注する際、その企業の「コーポレートサイト」をどの程度参考にしますか。Q3.あなたは、製品・サービスを発注する際、その企業の「コーポレートサイト」をどの程度参考にしますか。

・非常に参考にする:18.5%
・やや参考にする:57.3%

・あまり参考にしない:20.4%
・全く参考にしない:3.8%

  • コーポレートサイトを見る際に事業・サービス内容以外に重視する点は、59.0%が「ミッションやビジョン」と回答

Q3で「非常に参考にする」「やや参考にする」と回答した方にお聞きします。「Q4.コーポレートサイトを見る際に、事業・サービス内容以外に特にどのような点を重視して見ているか教えてください。(複数回答)」(n=78)と質問したところ、「ミッションやビジョン」が59.0%、「ニュース」が46.2%、「社長等のメッセージ」が42.3%という回答となりました。

Q4.コーポレートサイトを見る際に、事業・サービス内容以外に特にどのような点を重視して見ているか教えてください。(複数回答)Q4.コーポレートサイトを見る際に、事業・サービス内容以外に特にどのような点を重視して見ているか教えてください。(複数回答)

・ミッションやビジョン:59.0%
・ニュース:46.2%
・社長等のメッセージ:42.3%

・デザイン:33.3%
・メディア実績:24.4%
・社員紹介:20.5%
・その他:5.1%
ー49歳:会社概要、沿革
ー56歳:沿革、取引先

  • 約3割が、コーポレートサイトが原因で「発注を取りやめた」経験あり

 「Q5.あなたは、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた経験がありますか。」(n=103)と質問したところ、「何度もある」が15.6%、「一度だけある」が12.6%という回答となりました。

Q5.あなたは、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた経験がありますか。Q5.あなたは、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた経験がありますか。

・何度もある:15.6%
・一度だけある:12.6%

・ない:71.8%

  • その理由として、「コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから」が55.2%

Q5「何度もある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。「Q6.「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた理由を教えてください。(複数回答)」(n=29)と質問したところ、「コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから」が55.2%、「コーポレートサイトがなく、信用性に欠けたから」が48.3%、「コーポレートサイトのデザインが古かったから」が31.0%という回答となりました。

Q6.「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた理由を教えてください。(複数回答)Q6.「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた理由を教えてください。(複数回答)

・コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから:55.2%
・コーポレートサイトがなく、信用性に欠けたから:48.3%

・コーポレートサイトのデザインが古かったから:31.0%
・コーポレートサイトに掲載されている情報が少なかったから:31.0%
・コーポレートサイトから企業の魅力が伝わらなかったから:31.0%
・その他:0.0%

  • 他にも、「サイトの説明が分かりにくく感じたため」や「連絡先が分かりづらかった」なども原因に

 「Q7.Q6で回答した以外に、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた理由があれば教えてください。」(n=29)と質問したところ、「説明が分かりにくく感じたため」や「連絡先が分かりづらかった」など17の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:説明が分かりにくく感じたため。
・60歳:連絡先が分かりづらかった。
・36歳:以前トラブルがあった会社と資本関係があったため。
・56歳:信頼性がない会社である事が認められたから。
・40歳:外部に会社を発信する意識を持っていないことが、仕事に対する問題意識ともリンクする部分があるので。

  • 約8割が、「戦略的なコーポレートサイト制作が必要」と回答

 「Q8.営業・マーケティング活動を見据え、戦略的に自社の「コーポレートサイト」制作を行う必要があると思いますか。」(n=103)と質問したところ、「非常にそう思う」が23.3%、「ややそう思う」が52.4%という回答となりました。

Q8.営業・マーケティング活動を見据え、戦略的に自社の「コーポレートサイト」制作を行う必要があると思いますか。Q8.営業・マーケティング活動を見据え、戦略的に自社の「コーポレートサイト」制作を行う必要があると思いますか。

・非常にそう思う:23.3%
・ややそう思う:52.4%

・あまりそう思わない:20.4%
・全くそう思わない:3.9%

  • まとめ

今回は、従業員30名以上100名以下の中小企業の経営者・役員103名を対象に、「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査を実施しました。

まず、コロナ禍における対面機会の減少で、3割強の経営者が「発注先のコーポレートサイトを見る回数が増加した」と回答しました。更に、新型コロナウイルス感染拡大前後を比較し、約4割の経営者が、「外部への発注時にコーポレートサイトが果たす役割が重要になった」と実感していることが分かりました。
また、製品やサービスを発注する際、75.8%の経営者が、「企業のコーポレートサイト」を参考にしており、事業・サービス内容以外にコーポレートサイトで重視する点として、59.0%が「ミッションやビジョン」、46.2%が「ニュース」、42.3%が「社長等のメッセージ」と回答しました。

実際に、約3割が、コーポレートサイトが原因で発注を取りやめた経験があることも判明しました。理由としては、「コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから」が55.2%で最多、次いで「コーポレートサイトがなく、信用性に欠けたから」が48.3%となりました。他にも「説明が分かりにくく感じたため」や「連絡先が分かりづらかった」など、サイトに記載されている情報が伝わりづらい場合、失注する可能性があることも明らかとなりました。

今回の調査では、コロナ禍における取引検討時には、企業のコーポレートサイトの重要性が増していることが判明しました。一方で、コーポレートサイトを保有していれば良いということでもなく、頻繁な情報更新や明確な情報発信が、企業の信用にも直結し、取引がスタートするか否かをも分ける重要な役割を担っているようです。調査内でも、営業・マーケティング活動を見据え、約8割の経営者が、「戦略的に自社のコーポレートサイト制作を行う必要がある」と回答していることからも、取引を開始する上で必要な自社情報を、求めている人に的確にお届けできるように、「伝わりやすい」コーポレートサイトの構築と継続的な自社情報の発信が、コロナ時代を生き抜く企業の必須ツールと言えるでしょう。


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒